カンファレンス参加報告




2001年7月20日からの3日間、カルフォルニア大学バークレー校にて開催された「2001北米コーハウジング会議」に参加しました。
この会議の模様や、参加して感じたことなどをまとめました。

報告者:白永公典


主催者と参加者


主催者は、The Cohousing Network(TCN)というアメリカを中心とするコーハウジングネットワークを運営しているNPOです。 このグループのメンバーがコンファレンスを企画・運営しています。
メンバーの方は皆さん、コーハウザー(コーハウジングに住んでいる人達を "Cohouser"と呼んでいます)で、全米中からの参加になります。 皆さんボランティアで、コンフアレンスを運営してます。
さすがコーハウザーの皆さん、業者は一切使わずパーティーの準備から朝食の準備、登録受付など、全部メンバー方々が自前でやっています。 実に役割分担がしっかりしています。

参加者は、大きく分けると次の分類になります。
・既にコーハウジングコミュニティーに暮らしている人達
・色々な段階コーハウジンググループに参加している人達
(グループが出来たところ、土地の購入が終わっているグループ、計画決定の最終段階のグループなど)
・コーハウジングコミュニティーに暮らすことに興味を持っている人達
・コーハウジングコミュニティーの設計やコンサルタント業をしている人達
・コーハウジングの事を研究している人達

構成は、既にコーハウジングコミュニティーに暮らしている人達が全体の3/4ぐらいを占めていました。
ゲストとして、デンマークのコーハウザーの方も参加していましたし、コーハウジングを勉強している日本女子大の方や、イギリスの学生もいました。
参加料は、1人$150.で、このお金は施設の利用料などに使われるとの事です。


コーハウジングコミュニティー間の情報交換


この Cohousing Conference は2年毎に開催されており、今回で3回目の開催との事です。
全米中から集まったコウハウザー達は2年ぶりの再会を楽しんでいました。 日頃からEメールなどで情報交換をしている様で、別々のコーハウジングコミュニティーの住民同士がとても仲良しです。
又、お互い自分たちのコミュニティーが一番だという誇りを持っているようで、他のコーハウジングコミュニティーにはライバル意識があるようです。

会議が始まる前、中庭に用意されたコーヒーとドーナッツの朝食を食べながら、色々な情報交換や談笑が行われていました。



Openning Session
  "Ten Years of Life in Cohousing"


1988年にデユレット夫妻がデンマークからコーハウジングのコンセプトをアメリカに紹介し、最初のコーハウジング”ミュァー・コモンズ”が1991年に完成しました。 現在、全米に53カ所のコーハウジングコミュニティーが完成され、建築中や計画中のコーハウジングコミュニティーは、約200あります。 この10年間のコーハウジング運動やコーハウジングでの暮らしを4人のパネリストがスピーチしました。

パネリストは、下の写真左から、ゲストとしてデンマークから招待されたスーザン・バレンステンさん、カルフォルニア州デイビスにあるミュアーミモンズのロウリー・フレッドマンさん、コロラド州ラファイエットにあるニーランド・コーハウジングのキャサリン・ローレンズさん、マサチユーーセッツ州アムファーストにあるパイオニア・バレー・コーハウジングのピーター・ジェソップさんです。 皆さん、異口同音に、コーハウジングコミュニティーが完成するまでの努力や苦労、住み始めてからのトラブルやストレスは、一般の住宅に住んでいたら必要のないものだったが、自分がコーハウジングをつくりあげ、そこに住んでいる事によって、経験できたことや現在の幸福は、他では得ることの出来ないもので、コーハウジングに住んでいる事を誇りに思っていると、スピーチされました。ピーターさんが、スピーチの途中、完成するまでの苦労話を披露している最中に、涙が止まらなくなり、開場は拍手喝采となりました。


Session List


3日間で23セッションが行われます。

各セッション毎に、タイトルや概要、パネリスト、プレゼンター、ファシリテイターなどが記載されたプリントがレセプションで手渡され、各自、タイムスケジュールと会議室を確認して、自分が参加したいセッションに参加します。
セッションのタイトルは多彩で、全に参加したくなります。

1."Getting it Built" Workshop
by Katie MaCamant, Chuck Durrett
アメリカのコーハウジングのパイオニアであるデュレット夫妻を司会進行役に、コーハウジングのコンセプトを勉強したり、どのようにコーハウジングづくりを実現させるか、組織や計画のつくりかたや、成功するコミュニティーのデザインなどを話し合います。

2.Consensus & Group Process Workshop
by Laird Schaub(consensus facilitation trainer)
数カ所のコーハウジンググループの立ち上げに、コンサルタントとして携わったLaird Schaub氏を講師に迎え、グループの意見統一や運営方法等を話し合いです。

3.Building Below-Market-Rate Cohousing :  Opportunities and Obstacles
Moderater : David Dobkin( Resident Berkeley Cohousing)
Presenters :
Debra Collins( Public Interest Attorney)
Jim Leach( Wonderland Hill Development Co.)
David Mandel( Resident Southside Park Cohousing)
一般の市場価格より、安くコーハウジングを作るための話し合いです。

4.Facilitation in the Fire: Finding Consensus When the Heat is On
Presenter:Laird Shaub(Facilitation Trainer)
ロールプレイを取り入れながら、グループのコンセンサスづくりや、問題解決方法を話し合いです。

5.Getting the Work Done : The Expectations and the Realities of Participation
Facilitator:Liz sevenson(Southside Park Cohousing, Sacramento CA)
コーハウジングを運営していく事は、想像している作業が大変なものです。 公平にかつ楽しく運営していくためのシステムづくりについて話し合いです。

6.Looking Aboard : Cohousing in the Other Country
Facilitator:Dorothy Mazeau(Architect and Board Member of Canadian and U.S. Cohousing Netwaorks)
カナダ、デンマーク、イギリスそして日本から会議に参加した方々が、それぞれの国でのコーハウジングの広がり方を紹介しました。

7.Sustainable Building : Sound Strategies for your Dollars and Engnergies
Moderator :
Stella Tranay(Editor, CoHousing Journal & Member)
Panerlists :
Charls Durrett(Archtect, The CoHousing Company)
Mary Kraus(Architect, Kraus-Fitch Architect, Inc.)
Tom Prince(President, Temescal CoHousing)
低価格で動力を要しない、環境に配慮した、長続きする建物を建築するための話し合いです。

8.Dose Our Project Really Need A Developers?
Presenters :
Sarah Corden(President, Manzanita Village, Prescott AZ)
Joan Burrell(President, Manzanita Village, Prescott AZ)
Michael Black(Architect , Two Acre wood CoHousing Sebastopol CA)
Jim Leach(Wonderland Hill Developmant Company, Boulder CO
コーハウジンググループが結成された段階で一番多い質問がこの質問です。 この会議では、デベロッパーとの開発を推奨するグループと、自分たちだけでの開発を推奨するグループとの話し合いを持ちます。

9.The Role of Gossip in Conflict Prevention and Resolution
Presenter :
David Ergo(Member of Conflict Prevention and Resolution Comittee, Cotati Cohousing, Sonoma, CA)
うわさ話についてのルール決め方や、問題解決方法についてはなしあいます。

10.Accessibility : What Does it Really Mean?
Presnter :
Deborah Kaplan(Executive Director, World Institute on Disability and Swan's Market Cohousing, Oakland CA)
Ann Zabaldo(TCN President・ Takoma Village Cohousing, Washinton, DC)
本当の意味でのAccessibility(近づき安さ・影響されやすい)の意味とは、又そのことがコーハウジングの住民にどのような利益をもたらすかを話し合います。

11.Finding and Purchasing a site :  Yes, it can Be Done
Presenter:
Chris ScottzHansen(Founder, Cohousing Resources,Bainbridge Island WA)
コーハウジングの用地取得までの様々な障害や、不動産関連事項をどのように解決したらよいか、又、多種のプロフェショナルの人達とどのように共同作業を行うべきかを話し合います。

12.Designing For The Common Good : Site Plan & Common House design
Presnter :
Kaite McCamant(Architect, The CoHousing Company, Resident Doyle Street Cohousing)
コーハウジンググループにとって大きなチャレンジのひとつが、各家族や各人の要求をバランスよく全体計画に折り込むことです。 このデザイン様式にについて探究します。

13.The Organic Model: Building a Cohousing Community, One House At A Time
Presnter :
karen Hester(Temescal Creek Cohousing, Oakland CA, Principal with Cphousing Consultants)
既存の隣近所をコーハウジングコミュニティーに変換する事は、バックフェンスを取り省く事だけでなく、よりたくさんの事が必要です。 経験のあるコーハウザーと共に話し合います。

14.Sustainable Community Meetings That Really Work
Presenter :
Shari Leach(Wonderland Hill Dev. Company North Boulder Cohousing CO)
Anne Russell(Wonderland Hill Dev. Company North Boulder Cohousing CO)
会議は、各コミュニティーを成功させるためにとても大事なものです。 この会議をビジネス的なものから、効率的で楽しい会議にするためのアイデアや道具を紹介します。

15.Common Meals : What Works and What Dosen't
Moderator :
Joani Blank(Swan's Market Cohousing)
コモンハウスは、コーハウジングコミュニティーの"ハート"で、キッチンは、コモンハウスの"ハート"だといわれます。多種多様な人達が一緒に食事する事についての経験や疑問を話し合います。

16.Dealing with Difficult Community Mambers Before and After Move In
Moderator :
Zev Paiss(Exective Director, TCN, Nomad Cohouing, Boulder CO)
"コミュニティー"の目的は、助け合ったり協力しあうことなのに、 このコミュニティーの意味を全く理解していない人がメンバーに含まれることがあります。 このような人がメンバーに含まれないための方法や、含まれた場合の対処方法について話し合います。

17.See What It Feels Like : A Hands-On Site Planning Exercise
Facilitators :
Mary Kraus(Kraus-Fitch Architect, Pioneer Valley Cohousing, Amherst MA)
Laura Fitch(Kraus-Fitch Architect, Pioneer Valley Cohousing, Amherst MA)
Kaite McCamant(Architect, The CoHousing Company, Resident Doyle Street Cohousing)
コーハウジングを設計する建築家が、計画段階のコーハウジンググループとどのように共同作業をおこなっているかを話し合います。

18.Marketing Cohousing : Attracting and Retainning Members
Presenter :
Neshama Abraham Paiss(Principal, Abraham&Associates, Resident Namad Cohousing Boulder CO)
Zev Paiss(Exective Director, TCN, Nomad Cohouing, Boulder CO)
メンバーのルールや、草の根的な活動、メディアの活用など、成功しているコーハウジングコミュニティーを参考に、コミュニティーを魅力的なものに維持するための多様な方法を考えます。 

19.Raising the Money to Raise the Roof
Moderator:
Kaite McCamant(Architect, The CoHousing Company, Resident Doyle Street Cohousing)
Panelists :
Bob Bruegel(President, Support Financial Services,Inc., Lafayette, CO)
Mark Goehring(Pleasant Hill Cohousing, Pleasant Hill CA)
金融面から考えると、コーハウジング計画は数ミリオンという計画になります。 この資金をどのように準備するかを話し合います。

20.Addressing thr Needs of Older People in Cohousing
Presenters :
Charls Durrett(Archtect, The CoHousing Company)
Nick Meima(Cohousing Dev., Sunward Cohousing)
Mary Zoeller(Older resident of Berkeley Cohousing)
高年齢のメンバーのための特別なニーズを考えた、コーハウジングコミュニティーのデザインや運営方法について話し合います。

21.External relations : Connecting with The Larger Neighborhood
Moderator :
Raines Cohen(Swan's Market Cohousing Oakland CA)
コミュニティーに適していない住民を、協力的な住民になってもらう方法を探究します。

22.Landscape and Permaculture Design
Presnters :
Brock Dol(Permacultyre Specialist, Occidental Arts&Ecology)
Tina Poles(Teaches"Gardening in the School, Cotati Cohousing, Sonoma CA)
Alice La Pierre(President Berkeley Cohousing, Berkeley CA)

23.2020Vision of Cohousing
panelist :
Ann Zabaldo(President TCN)
Jim Leach(President Wonderland Hill Dev. Co.)
Chris Scott Hanson(Principal, Cohousing Resources)
Stella Tarnay(Exective Editor,TCN)
Charls Durrett(Archtect, The CoHousing Company)
Zev Paiss(Exective Director, TCN, Nomad Cohouing, Boulder CO)



Tour of Northern California Cohousing Communities


大型観光バス(40人乗り)で、朝8時30分にUCバークレー校を出発、午後5時30分まで1日をかけて、9カ所のコーハウジングコミュニティーを見学しました。
実は、日本からE-Mailにてコンファレンスの参加を申し込んだ際、このツアーの参加は既に定員オーバーのため締め切られていましたが、ウエイティングリストで待っていたところ、1週間前になって参加できる事になりました。 ゆえに、バスの座席は満員状態で、予約が取れないまま当日集合場所に来た人は参加を諦めたり、乗用車でバスの後ろを追走する事になりました。
ツアーのリダーは、Swan's Market Cohousingの住民でコーハウジングネットワークの役員も務められているMs.Joani Blankさんです。 又、見学予定の9カ所のコーハウジングから1人がバスに乗り込んでいて、移動中に次に見学するコーハウジングコミュニティーの説明が行われました。
出発早々、各自の自己紹介が行われました。 約40名の参加者の内、半分ぐらいが既にコーハウジングで暮らしている方、もう半分がコーハウジングに住むことを検討している人達という感じです。 カルフォルニア(地元)からの来たという人は半分未満で、ニューヨークやテキサス、アリゾナ、コロラドなど全米中から参加していました。 年齢層は中高年の方が大半で、ご夫婦で参加されている方も3組み程いらっしゃいましたが女性が2/3ぐらいの割合でした。
 参加者の皆さんはとにかく話好きです。 自己紹介でも、なかなかマイクをはなさず、ツアーリダーから次に回すよう催促されている人もいました。 もちろん、誰かがマイクで発言しているときは皆さん私語は慎んでいますが、フリーの間は、バス中話し声がとぎれることなく響いていました。

【ある冗談話】
バスの運転手さんが、ミネラルウォターのボトルを配ろうとしたとき、1人一本はないのでどうしょかと訪ねたら、「コーハウジングが好きな人達は何でもシェアー(Share・共有する意)するのが得意だから、問題ないわ!!!」とリダーが答え、バス中大爆笑。


見学したコーハウジングコミュニティーリスト

1.Muir Commons Cohousing
2.N.street Cohousing
3.Southside Park Cohousing
4.Pleasant Hill Cohousing
5.Swan's Market Cohousing
6.Temscal Creek CoHousing
7.Temscal CoHousing
8.Doyle Storeet CoHousing Community
9.Brekeley CoHousing


コンファレンスに参加して感じたこと


コーハウジングに暮らす人達


既にコーハウジングで暮らしている方々とお話しする機会が何度もありました。 皆さん、自分のコーハウジングコミュニティーに誇りと自信を持っていて、コーハウジングで暮らして本当に良かったと思っている様です。
あちらこちらの立ち話に聞き耳を立てると、トラブルの自慢話をたくさん聞けました。
例えば、去年1年間で3組みの夫婦が離婚して2組みのカップルが誕生したので、その都度コミュニティー内の役割分担を決め直す必要があって大変だったとか、新しくホットタブ(露天のジャクジー風呂)を作る計画があるのだが、水着着用にして男女混浴にするか、時間で区切って別々にするか意見がまとまらないなど、多種多彩です。
話をしている人達は、深刻な悩みというより、そのトラブルを楽しんでいるようで、トラブル自慢をしているようにも見えました。

コーハウジングでの暮らしを想像したとき、色々な心配事が思い浮かびますが、実際に暮らし始めるとその大部分が簡単に解決されたり、問題にもならなかったりしているのだと思いました。 その土台になっているのが、計画段階からコミュニティー完成までの2年から4年間の、希望と苦悩の共有だと思います。 この期間にかなりの人達がコーハウジングで暮らすことを諦めてグループから離脱していきます。 理由は、度重なる会議に嫌気を感じる人、自分の意見が通らない、人間関係、経済問題等、様々でしょう。 この計画段階では、様々な苦悩がありますが同時に、新しい暮らしへの希望もあります。 この苦悩と希望を共有し、乗り越えてきた人達が、コーハウジングコミュニティーを運営する事によって、暮らし始めてからの問題は、想像しているより簡単に解決されているし、幸せを共有したコーハウジングコミュニティーでの暮らしが実現しているのだと思いました。



様々なコーハウジングコミュニティー


ひとつひとつのコーハウジングコミュニティーで、ルールも違えば、価値観も違います。
あるコーハウジングコミュニティーの菜園を見学したら、実によく手入れされていましたが、別のコーハウジングコミュニティーの菜園は雑然としていました。 どちらのコミュニティーが良いとか悪いとかではなく、それぞれのコミュニティーでルールや役割を決めて運営しているので、それぞれがそのコーハウジングコミュニティーの特色なのだと思いました。  実際に、何カ所かのコーハウジングコミュニティーを見学したり、コーハウザーの話を聞いて、本やコンサルタントの意見と違うと感じたことがあります。 コーハウジングのコンセプト書には、色々な価値観や経済的背景をもった人達が寄り集まって暮らすとありますが、各コーハウジングコミュニティー単位である程度の振り分けがなされているように思いました。
もちろん、1つのコーハウジングコミュニティーの中には家族構成も違えは所得も違う家族が暮らしていますが、極端に所得の差があったりはしていないと思います。
 例えばも、経済的にゆとりがあり生活に刺激を求めてコーハウジングに暮らしてみようと思う人達と、経済的理由で自分たちだけでは持ち家は持てないがコーハウジンググループとしてならそれが実現するという人達とは、自然に、グループ結成時に振り分けられているように思います。



印象に残った発表や会話


・今年6月に奥様を亡くされた60代の男性の話
妻を亡くして悲しい気持ちはあるが、孤独に感じることはない。 コミュニティーの仕事はたくさんあるし、コモンディナー以外の食事も他の家でみんなと食べることができる。

・みんなが高齢になってコミュニティーの役割をはたせなくなったらどうしますか?
まだそうじゃないからわからいけど、 みんなで話し合えばいいと思う。
少なくとも、1人で暮らしているよりは安心だと思う。

・70代のご婦人の話
孫と遊ぶのが1番の楽しみだったけど、孫が大きななってもう遊んでくれなくなりました。(笑)
だけど、コーハウジングに住んで、遊んでくる孫が見つかりました。


ますますコーハウジングで暮らしてみたくなりました。

今回、コンファレンスに参加して、アメリカでのコーハウジング運動の状況や、コーハウザーの方々の話を聞いて、ますますコーハウジングに暮らしてみたくなりました。
北欧、アメリカ、日本、それぞれ文化も違えば、住宅事情も違いますが、人間が人間同士のコミュニケーションを求めるのは同じと思います。